2018/09/23

第13回昆虫病理研究会シンポジウムで学生優秀発表賞ダブル受賞!!

富士吉田市で開かれた第13回昆虫病理研究会シンポジウムに参加してきました。今回は、相内がシンポジウムⅡ〜微生物防除の最前線で「昆虫寄生菌による感染症ベクターの行動制御」のタイトルで公演し、学生4名がポスター発表をしました。タイトルは、「タバココナジラミ卵の成熟度合が昆虫寄生菌Lecanicillium spp.の感染に与える影響(石倉)」、「昆虫寄生菌感染ワタアブラムシのEPGによる吸汁行動解析(細矢)」、「病原力の異なるBeauveria bassiana2系統を用いたハマダラカ体内での感染動態の比較(畑中)」、「Beauveria bassianas.l.二次代謝産物の致死性因子の性状(松崎)」となっております。また、大変光栄なことに、畑中くんが学部生の部で、石倉さんが修士の部で学生優秀発表賞を受賞しました!!!これまでの頑張りと研究成果が評価されて嬉しいです。

 このシンポジウムは2年おきに開催されていて、今年で26年目になります。私は学生の頃に第6回に参加してから毎回参加させていただいております。当シンポジウムはリトリート形式で、日中は講演を聞き、夜は教員・学生入り混じって膝を突き合わせてディスカッションできる、素晴らしい研究会です。今回も、明け方まで。。。

2018/09/18

第2ひまわり幼稚園の園児たちとトウモロコシ収穫

2年生の環境保全型農畜産実習では、第2ひまわり幼稚園の園児たちとトウモロコシを栽培しています。今日は、園児たちが播種したトウモロコシを収穫しました。収穫したトウモロコシを丸かじりして楽しんでもらえたようです。2/3を収穫して19コンテナ分取れました。天候不順などにより生育が心配されましたが、型もよく十分園児に行き渡る量が取れて良かったです。本実習恒例のトウモロコシの妖精、トウモロコッシーはちょっと遅刻してしまいましたが、園児たちに大人気でした(笑)



2018/09/15

岩見沢農業高校SSH 2018

岩見沢農業高校SSHで今年も講演会を開いていただきました。初日は1年性対象のIPMに関する講演。今年度は、4年生の畑中君に研究とキャンパスライフに関する紹介をしてもらいました。2日目は、2、3年生対象の圃場試験結果のデータ解析と解釈、ネギハモグリバエの天敵寄生蜂に関する公演でした。彼らは毎年タマネギに発生するネギアザミウマ の発生消長を観測していて、今年で5年目になります。また、ハモグリバエの捕獲・羽化試験では、ハモグリの羽化だけでなく、寄生蜂の羽化にも成功しました。この手法を使って、面白い研究ができそうです。

2018/09/12

海外実習2018 inフィリピン

国際教育アドバンストモデルの学生が履修する海外実習の引率でフィリピンへ行ってきました。当実習では、フィリピンの稲作と酪農を中心に現地での生産様式や伝統的技術、新たな取り組みについて学び、最終日に滞在中に学んだことと事前学習によって得た情報を元にフィリピン大学の教員・学生の前で英語でプレゼンテーションをするという内容になっています。今回は、JICAフィリピン事務所から始まり、乳牛の酪農家、フィリピン水牛研究所、フィリピン稲研究所、ヌエバビズカヤ農業試験場、世界遺産であるバナウエの棚田で伝統的稲作を実践する稲作農家、中央ルソン州大学、フィリピン大学ロスバニオス校と11日間、みっちりの旅程でした。

 東南アジアが初めてであった私からすると、同じ途上国とは言え、アフリカとは発展程度が全く異なっており、洗練されている印象を持ちました。また、特に稲作に関しては、伝統的な手法と近代的な手法が合間って、フィリピン独自の栽培技術が確立されているようにも感じました。

 最終日のプレゼンテーションでは、学生たちは緊張の面持ちでしたが、しっかりと発表をやり遂げ10日間の成果を見せてくれました。

環微プレプレ新歓!