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2026/06/11

リサーチインターンシップでUWから2名の学生がラボに参加

 今週からウィスコンシン大学マディソン校のリサーチインターンシッププログラムで、6名の学生が畜大に来ています。彼らは、各ラボに所属し、2ヶ月半の間研究活動を体験します。当ラボには、BenとAoの2名が配属されました。これからラボの学生たちと一緒に昆虫病理学を学んでもらいます。



2026/02/04

ケニアJKUATのエドナ先生、来帯!

 ケニアのジョモケニヤッタ農工大学で園芸学を専門にされているエドナ先生が、無事帯広に到着しました。彼女は、ポテトバリューチェーンの研究や、オオコナナガシンクイ防除研究の共同研究者で、2月頭から3月中旬まで当ラボに滞在し、昆虫や昆虫寄生菌、線虫などの扱い方や各種実験手法について習得してもらいます。初めての帯広滞在が、真冬という過酷なスケジュールですが、楽しんでもらえたらと思います笑



2026/02/03

令和7年度卒業研究発表会

 当ラボからは、2名の4年生が卒論発表しました。竹瀬さんは、「昆虫寄生菌寄生性マイコウイルスが菌の表現型に与える影響」のタイトルで、マイコウイルスに感染した昆虫寄生菌からウイルスフリーの菌株を作成し、ウイルス保有株との表現型の違いを評価した研究を発表しました。藤田くんは、「昆虫寄生菌Beauveria bassiana内生トウモロコシ茎の摂食によるアワノメイガへの影響」のタイトルで、トウモロコシの茎に内生する昆虫寄生菌の選抜と、菌内生トウモロコシ茎を食べたアワノメイガの影響に関する研究を発表しました。

2人とも、原稿なしで自分の言葉で発表できてて素晴らしかったです😭




2026/01/08

Hussainくんの論文がAEAZに掲載決定!

 Hussainくんが書き上げた論文が、Applied Entomology and Zoologyに掲載されることになりました!!この論文のデータは、ラボの初期メンバーである石井くんの実験と、竹下くんが作った行動アッセイマシーンを使ったもので、なんとも懐かしく感じます。昆虫寄生菌Beauveria pseudobassianaに感染したハマダラカ(マラリアを媒介する蚊)は、死ぬまでの間に様々な行動を変化させることを示していて、「ベクターとしての死」という当ラボのコンセプトの礎を築いた論文になります。ハマダラカが菌に感染すると、宿主(ヒト)を探すための手掛かりに使う熱や色、二酸化炭素を認識しなくなり(人を見つけれない)、仮に宿主を見つけても吸血量や吸血行動回数が低下し(血が吸えない)、産卵数や孵化率、濾胞発達率が低下(増えれない)することを報告しました。つまり、B. pseudobassiana不顕性感染状態のハマダラカは、生物としては生きているものの、ベクター(病気の運び屋)としては、すでに死んでいると言えます。



2025/10/16

慈恵会医科大の嘉糠教授が訪ラボ

 東京慈恵会医科大学 熱帯医学講座の嘉糠洋陸教授が訪ラボされて、共同研究の進捗に関する情報共有を行いました。取り扱いの難しい昆虫を対象としているので、ボトルネックもありましたが、情報収集と実践で少しずつ解消されそうな感触です。そのような背景から、まだまだ未開なフィールドなので、ワクワクな研究を展開できたらと期待が高まります!



2025/09/29

森林総研の佐藤さんと、卒業生の中村さん来帯

 今日から3日間、森林総研の佐藤さんが、サンプリングと蚊の解剖の練習で来帯されています。なかなか、蚊使い放題の環境ってないですからねw さらに、環微卒で九大にいる中村さんが顔を出してくれました。3年前に佐藤さんと中村さんと私の三人で、コロナ明け1発目の昆虫病理研究会の打ち上げで飲んだのが懐かしいです。



2025/06/17

オーレリーのGAMRC特別セミナー

 今日は、オーレリーにGAMRC特別セミナーで「Mycoviruses in pathogenic and beneficial fungi: sustainable fungal control or a challenge for biocontrol」のタイトルで講演していただきました。彼女がこれまでやってきた、マイコウイルス感染による菌核病菌や夏疫病の低病原性化に関するトピックと、現在私との共同研究を進めている昆虫寄生菌寄生性マイコウイルスについての話題でした。この3ヶ月間進めてきた共同研究の成果と、これからのワクワクする展望についても紹介してくれていました。彼女は、来週にはウィスコンシンに戻ってしまいますが、3ヶ月はあっという間でした。



2025/04/28

日本農薬学会から「IPMのイノベーション」が出版されました。

 日本農薬学会から50周年記念出版として「IPMのイノベーション-実践的で経済的な総合的病害虫・雑草管理-」が出版されました。私も第3章「生物的防除」の「昆虫病原微生物」のセクションを執筆しております。久しぶりの網羅的なIPMに関する書籍ですので、興味のある方はぜひ!



2025/04/04

UWマディソンからオーレリー先生が来帯

 4月1日にウィスコンシン大学マディソン校の植物病理学科のオーレリー先生が、帯広に到着しました。倉敷で開かれていた、マイコウイルスの研究会で講演されてからの帯広です。彼女はこれから6月末までの3ヶ月間、畜大に滞在してマイコウイルスに関する共同研究を立ち上げる予定です。



2025/03/14

UWマディソンのパルタ先生が6年振りの来帯!!

 先週日曜日からUW-MadisonのJiwan Palta先生が来帯されています。昨日は、カルビーポテトと畜大の共同研究成果発表会の基調講演をされ、今日はGAMRCの特別講演で「UW and Obihiro History of collaboration, Progress and Future Prospectives -What's achived? What's next?-」のタイトルでお話しいただきました。12年前から土壌の谷先生との共同研究に始まり、10年前から私も共同研究を始めたり、同じ頃2ヶ月間のマディソン滞在の面倒を見ていただいたり、多くの思い出がいっぱい詰まったまさに、ヒストリーでした。みなさん必死で頑張って沢山の成果も生まれましたが、今振り返ってみると楽しい10年間だったなと思います。もちろんUWとのコラボは続いてますし、これからもガンガン進めていきたいと思います。自分が成長できるきっかけを作ってくれたジワンには、本当に感謝しております。





2025/01/28

ケニアで研究中の田中くんの近況

1月中旬から単身でケニアに渡り、ジョモケニヤッタ農工大(JKUAT)にて2ヶ月間の研究を実施中の修士1年田中くんの近況です。ケニアで昆虫寄生菌の菌株ライブラリを構築すべく共同研究を実施してきましたが、現地協力者たちがすでに数百菌株に上る菌の分離を完了してくれていて、田中くんは菌の同定とスクリーニングに着手しています。

また、昨晩、土壌研卒でマラウイからの留学生だったオスワードから連絡があり、JKUATで田中くんに会ったとのこと(笑)彼もJKUATのポテトバリューチェーンプロジェクトに参画しているとのことで、ケニアを訪れていたようです。マラウイに帰国した畜大の先輩と、海外研究中の畜大現役生がケニアでばったり会う。世界は狭いですね。

田中くん、髭も生えて貫禄が出てますw

2025/01/16

Hussainくんの学位論文審査

今日は、博士3年のHussainくんの学位論文審査でした。発表演題は、「Microbial control of disease vector mosquitoes by entomopathogenic fungi(昆虫寄生菌による感染症媒介蚊の微生物防除)」です。3年間の集大成の発表で少し緊張気味ではありましたが、無事審査を終えました。お疲れ様!

2023/06/13

十勝毎日新聞社「ちくだい×SDGs」にて記事掲載




十勝毎日新聞社の「ちくだい×SDGs」という特集企画で、当ラボの研究内容を電子版ジャーナルで紹介していただきました。SDGsの中でも、「1.貧困をなくそう」、「2.飢餓をゼロに」、「3.すべての人に健康と福祉を」をターゲットに、応用昆虫学の視点から研究を進めています。手広くやっている研究内容を、分かりやすくまとめていただけましたので、ご一読ください。

https://kachimai.jp/article/index.php?no=202367144323

2022/10/15

Munthaliくんの論文がPlantsに掲載!

博士後期課程3年のMunthaliくんの論文が、MDPI Plantsに掲載されました!学位取得に必要な論文だっただけに、私もホッとしています。研究内容としては、組織培養ジャガイモを使って、窒素、リン酸、カリウム、カルシウム、マグネシウムの投与量を様々に変化させることで、植物の生育や植物中の元素含量を人為的に調節するシステムを構築しました。このシステムを使うことで、わざと栄養欠乏や栄養過多のジャガイモを作り出すことができます。また、特定の元素含量を変化させることで、他の元素含量も変化すること(例えば、カルシウムを増やすと、窒素やカリウム、マグネシウム含量が増える)も発見しました。

https://doi.org/10.3390/plants11202718

2022/07/06

サンプリングの日

今日は朝から、各々採りたいものを狙ってサンプリングに行って来ました。蚊が欲しいサニーと、マダニ が欲しい安月、冬虫夏草が欲しい杏夢、昆虫寄生菌が欲しい私で、四兎を追いましたが、見事目的達成!みんなサンプルをゲットできました。特に、杏夢は、初めての冬虫夏草採集でサナギタケをゲットです。

2022/02/04

令和3年度修士論文審査会

今日は、博士前期課程植物生産科学コースの修士論文審査会が開かれました。今年もコロナ対策として、対面とオンラインのハイブリッド形式です。

当ラボからは、森本くんが研究発表を行いました。演題は以下のとおりです。

「ジャガイモ植物体中のリンとカリウム含量がAphis gossypiiの行動に及ぼす影響」

ジャガイモ中のリンとカリウムの含有量の違いによって、ワタアブラムシの吸汁行動と宿主選択行動に変化が起こることを示したものです。

発表も落ち着いてて、いい発表だったと思います。あとは、論文を仕上げちゃいましょう!

2021/07/09

第53回無脊椎動物病理学会にてオンライン発表

先週、第53回無脊椎動物病理学会が、オンラインで開催されました。当ラボからは、M1の川くんがポスター発表を行いました。演題は以下のとおりです。

"The infection mechanism and dynamics of orally administered Beauveria pseudobassiana and toxicity of its secondary metabolites in Anopheles stephensi" (Anopheles stephensiに経口投与したBeauveria pseudobassianaの感染機構と動態および二次代謝産物の毒性について)Shoma Kawae, Masanori Koike, Hirotaka Kanoka, Daigo Aiuchi.

2021/04/06

Moyoくんの論文がAEZに掲載決定!

Moyoくんの修士論文をベースに投稿した論文が、Applied Entomology and Zoologyに掲載されることになりました。昆虫寄生菌に感染したオンシツコナジラミとタバココナジラミの吸汁行動が変化し、導管吸汁や口針の伸長が阻害され、吸汁困難時間が増加することがわかりました。また、昆虫寄生菌を予め植物に散布することで、コナジラミの吸汁行動が阻害されれ、吸汁ポイントの探索に時間を割くようになります。さらに、昆虫寄生菌が付着した葉を忌避することから、コナジラミによる直接の吸汁被害や植物ウイルスの伝搬を阻害する可能性が明らかになりました。これまで、昆虫寄生菌の主な機能として、殺虫活性を中心に研究が進められてきましたが、このような間接的な効果によっても害虫被害を低減できる可能性を提案することができました。

2021/02/03

令和2年度卒業研究発表会

1月29日に植物生産科学ユニットの卒業研究発表会が開かれました。今年度は、コロナ対策として、初の対面とオンラインを組み合わせた発表会となりましたが、無事終了しました。

当ラボからは、学部4年生の川くんが研究発表を行いました。演題は以下のとおりです。

Anopheles stephensi に対するBeauveria pseudobassiana 分生子および菌培養濾液の経口投与による致死性と感染動態

堂々とした発表で素晴らしかったです。あとは、論文の方を仕上げるのと、3月の学会発表に向けて頑張りましょう!

2020/12/04

ジョモケニヤッタ農工大とのコラボウェビナー

今日は、ケニアのジョモケニヤッタ農工大でJICAが支援する、ポテトバリューチェーンチームとのウェビナーでの講演でした。ケニアでのジャガイモ生産性の向上は、まずは種芋の品質を上げるところが重要だと思っています。それにしても、日本の農薬散布回数に対する驚きの反応が新鮮でしたね。

環微プレプレ新歓!!