2026/01/08

Hussainくんの論文がAEAZに掲載決定!

 Hussainくんが書き上げた論文が、Applied Entomology and Zoologyに掲載されることになりました!!この論文のデータは、ラボの初期メンバーである石井くんの実験と、竹下くんが作った行動アッセイマシーンを使ったもので、なんとも懐かしく感じます。昆虫寄生菌Beauveria pseudobassianaに感染したハマダラカ(マラリアを媒介する蚊)は、死ぬまでの間に様々な行動を変化させることを示していて、「ベクターとしての死」という当ラボのコンセプトの礎を築いた論文になります。ハマダラカが菌に感染すると、宿主(ヒト)を探すための手掛かりに使う熱や色、二酸化炭素を認識しなくなり(人を見つけれない)、仮に宿主を見つけても吸血量や吸血行動回数が低下し(血が吸えない)、産卵数や孵化率、濾胞発達率が低下(増えれない)することを報告しました。つまり、B. pseudobassiana不顕性感染状態のハマダラカは、生物としては生きているものの、ベクター(病気の運び屋)としては、すでに死んでいると言えます。