Ngumaくんの論文がAfrican Journal of Agricultural Researchに掲載されました!マラウイ土着のトウモロコシの品種には、貯蔵中に食害する貯穀害虫に強い品種があります。ただ、近年では、欧米から導入された近代品種の栽培面積が拡大していて、土着品種との交雑が進んでいます。この論文では、元々の土着品種の性質である硬い種子と、おそらく交雑によって出てきた柔らかい種子のトウモロコシ間で、物理化学特性を比較したものです。その中でもゼインと呼ばれるタンパク質が、種子の硬さに影響していて、土着品種の害虫耐性に貢献している可能性を示したものです。このような土着品種は、貴重な遺伝子源であることから、近代品種との交雑を避けて保全するとともに有効利用するのがいいと思います。それに、何より土着品種は、美味しいんですよね。
2020/10/21
Ngumaくんの論文がAJARに掲載
登録:
投稿 (Atom)
-
2年生の実習開始前の決起集会をやりました。これをやることで、「新年度になったな」、「畑の準備しなきゃな」とスイッチが入ります😂昨年から担当している島田先生と森先生、今年からメンバーになった浴野先生も交えて大人数になりました。3人で80人超を面倒見ていた頃が懐かしいです。こうやっ...