第一回となるUW Study Abroadプログラムが始まりました。ウィスコンシン大学マディソン校から夏休み中の学生の短期留学を受け入れ、十勝・北海道・日本の農業だけでなく地理や環境、生態などについて学んでもらいます。また、本学の学生もサマージョイントプログラムとして当コースに参加し、UWの学生と寝食を共にしながら英語の講義を受け、コミュニケーションスキルを養うという大変特色のあるプログラムとなっています。昨日は、学生・教員が一堂に会してのオリエンテーションから、ウェルカムBBQパーティーでした。当ラボからも修士2年の三上くんと修士1年の松本くんが参加しています。
2018/08/21
UW Study Abroad - OUAVM Summer Joint Program 2018始動
第51回国際無脊椎動物病理学会で発表
8月12日から16日にかけてオーストラリアのゴールドコーストにて開催された、第51回国際無脊椎動物病理学会に参加し、これまでの研究成果を発表しました。世界各国から300名の昆虫病理学者が集まり、3年ぶりの参加となる私にとってはホームに帰ってきた感がありました。当ラボからは、博士1年の松崎くんが発表し、昆虫寄生菌の二次代謝産物がハマダラカに対して致死性を示すことを報告しました。初の海外旅行で国際学会デビューだった松崎くんでしたが、多くの方々に質問していただき、堂々としたいい発表でした。来年はスペインのバレンシアでIOBC(国際生物防除機構)との共催となるので、是非とも新たな知見を得て発表したいと思います。
2018/08/08
慈恵会医大の嘉糠教授来学
東京慈恵会医科大学熱帯医学講座の嘉糠教授が来学され、共同研究の打ち合わせを行いました。双方の最新の知見を紹介し合い、今後の方向性について話し合いました。次々と湧いてくる研究テーマを整理する意味でも、いいタイミングで直接ディスカッションできてよかったです。まずは地道に足場を固める時期であることを再認識。
2018/08/07
収穫祭ウィーク
今日は、植物生産科学ユニット3年生の植物生産学実習Ⅰでバレイショの疫病発生調査と収量調査を行った後、収穫をしました。さらに、その後、1年生の全学農畜産実習でもバレイショを収穫し、収穫祭を執り行いました。収穫祭では、学生達が飼育した豚の肉やソーセージ、実習で作ったアイスクリーム、収穫したバレイショなどを堪能しました。明後日は2年生の環境保全型農畜産実習のバレイショの収穫です。本学の植物生産科学ユニットでは、1年生の「体験」から始まり、2年生で協働学習による「思考」を重視した作物生産を行い、3年生では試験圃場でのデータ収集による「探求」学習と、充実した積み上げ学習を実践しております。
オープンキャンパス2018
先週の土曜日は、大学のオープンキャンパスでした。植物生産科学ユニットは数年前にブースの展示物を一新し、ストーリー性重視の展示にしてから、有難いことに毎年大入りです。当ラボからは、昆虫寄生菌やアブラムシ、コナジラミ、ハマダラカ、カルシウム欠乏症を人為的に引き起こした組織培養バレイショなどを展示しました。中にはわざわざ私のところに話を聞きに来てくれる高校生などもいて、大変ありがたいです。相内はツアー(インカの末裔発掘ツアー)担当で、バレイショの起源や品種、育種について勉強した後、実際に圃場で病気の感受性の品種間差を見学して頂きました。もちろん、その後には芋掘りをして、食べ比べをして頂きます。今年は、総勢1273名の方々に来学していただけたそうです。この北の果ての大学にこれだけの方々が足を運んでくれるのは、本当に嬉しいです。
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2年生の実習開始前の決起集会をやりました。これをやることで、「新年度になったな」、「畑の準備しなきゃな」とスイッチが入ります😂昨年から担当している島田先生と森先生、今年からメンバーになった浴野先生も交えて大人数になりました。3人で80人超を面倒見ていた頃が懐かしいです。こうやっ...